ハザードマップと不動産選び
家を買おう!と思ったとき、基準は多々あると思います。駅地下の物件に住みたい、とか、公園の近くに住みたい。自然の豊かのところに住みたい。近くに子どもの学校があるところがいい、会社に近い方がいい、などなどです。そんな検討材料の一つに最近はハザードマップを利用する方も増えているようです。例えば板橋区。ハザードマップを見ると、水害の恐れがある地域やがけ崩れの危険がある地域など危険個所が書かれています。ただ、住みたいところが、ハザードマップ上の注意地域だった。。。ということもあるでしょう。ただ、水害は頻繁に起こるわけではありませんし、国や自治体でもスーパー堤防化や調整池の建設など、治水対策を進めています。家選びについてはあまり神経質にならなくてもよいのではないかと思います。それよりも、住んでいる場所の状況を知り、危険状況を把握したうえで、非常事態にはどうするのかを家族で話し合って置いたり、避難場所の確認や被災時に家族が会う場所を決めておくなどの対策が必要なのではないでしょうか。自治体でも、いざというときの情報をまとめたウェブサイトや冊子が配られています。目を通しておくとよいでしょう。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1005744/index.html
「東京防災アプリ」はこちら。東京都も災害に備え、このようなアプリを用意しています。
また、区市町村ではそれぞれの自治体が独自のアプリなどを用意していることもあります。いざというときに備え、利用になれておくといいでしょう。