投資物件購入時のチェック事項 入居者の属性

弊社では投資物件の仲介、販売も行っております。先日、とある初心者の投資家から「投資物件を購入する際のチェック事項として、どんなところに目を付けたらいいか」と聞かれました。表面利回り、実質利回り、キャピタルゲイン、インカムゲインなどは当然。これ以外の目の付け所という意味です。ここで、弊社のグループ会社で管理を行っている経験から「入居者の属性」も重要なチェック項目であるといつもお話しています。どういうことかと言いますと入居者がトラブルメーカーであったり、粗暴な方である場合、その物件を購入することは考え直した方がいいということです。この意味はというと、例えば、こんな例です。Aさんは、あるアパート・Zハウス、、、としておきましょうを購入しようと思っています。Zハウスは1棟6戸。利回りは表面利回り10%。なかなかいい物件です。。。。この時、表面利回りだけを考えて購入してもいいかということです。答えは「否」。入居者のチェックも行うべきです。私が経験したのは、「入居者に極度の汚部屋があった」「入居者が他の入居者の迷惑を顧みず、夜中に口笛を吹いたり、大きな音で音楽を聴いたり、生活音を極度に発生させながら生活する方がいる」「家賃滞納の常習者」こんなケースです。これらの場合、後でトラブルになるケースが多く、非常に危険であると言えます。ですから、物件の購入を考えた際には、これらの問題点がないかどうか。問題点があった時には、その問題点を容易に除去できるかどうかを検討すべきです。それができなければ、購入を再検討する必要があります。投資物件を販売する事業者は「売りたい」意識が強く、こうした問題点をちゃんと説明しないままに物件を販売する方もおります。防御策として、こうした問題点をしっかり確認し、まともなかどうかの品定めは、必要となります。

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